続けること

「それでも、小説家になりたい人への三つの助言」

作家・辻仁成さんが編集長を務めるWebメディアでの、辻さんの記事。

別に、筆だけで生きていかないでも、作家にはなることが出来ます。なので、定義として小説家とか作家にどこまでこだわるかで、それを現実的に手に入れられるかどうかがまた違ってくるとは思います。

小説を書き続け、出し続けられるかどうかで、真の作家かどうか、は問われるのだと思うのです。
何事も続けることが大事ですから、これは小説道だけに限ったことではありません。
物事の基本です。

ライターになって丸4年、もうすぐ5年目。
細々とでも、続けることの大切さを感じる今日この頃。

手を動かしたからといってその分の見返りが必ずしもある、とは限らないものを「続ける」のは、思った以上に大変だ。
好きなことを仕事にする、というワードが妙にもてはやされた時期もあったけど(今もあるのか?)、好きなことであればまったく苦にならない、ということはない。

人の目に触れるものよりも、地味な作業に費やすリソースのほうがはるかに大きい。それは、何を書くにしてもそうなんだろう。 この地味な作業の末に生まれたものが日の目をあびることはあるのか? と疑問に思うし、日の目をあびずに終わっていく可能性もかなりあるけれど、それでも書き続けられるかどうかが分かれ道なんだろうな、と。