『愛を知らない』一木けいさん

「わたしがそのときいちばんつらかったのは、ただその人が憎いだけじゃないってことだった」 「それで、その人のすべてを、わたしの中の引き出しに分けることにしたの。たしかに大事にしてもらった。愛をもらった。…