『殺さない彼と死なない彼女』世紀末さん

「それが不可能だから、私はこんな馬鹿みたいなこと言っているんじゃないか。1人に愛してもらえないなら、その他大勢に愛してもらうしかないじゃないか」 「地味子ちゃんっていつも数字を気にして、一番食べたいも…

『サラバ!』西加奈子さん

「今まで私が信じてきたものは、私がいたから信じたの。 分かる? 歩。私の中に、それはあるの。『神様』という言葉は乱暴だし、言い当てていない。でも私の中に、それはいるのよ。私が、私である限り。」 「私が…

『愛を知らない』一木けいさん

「わたしがそのときいちばんつらかったのは、ただその人が憎いだけじゃないってことだった」 「それで、その人のすべてを、わたしの中の引き出しに分けることにしたの。たしかに大事にしてもらった。愛をもらった。…