浅草さんぽ。和柄ポーチ、たぬき、梅ソーダなど

ふらり、浅草へ。

食通街。雷門通りと並行して通っている、飲食店が軒を連ねる道。何度も通りかかったことはあるけど、そういえば、この通りで食事をしたことはない。

食通街で見つけて、なんとなく気になって撮ったお店「すし処 房寿」。入り口の信楽焼きのたぬきの横にある、チョロチョロ水が流れるオブジェが、なんか良かった。

たぬき通り。ご利益があるのかないのかわからないたぬき様の像が、たくさんある。

かわいい。

オレンジ通り。

今年3月に、惜しまれながら閉店した純喫茶「アンヂェラス」。久しぶりに前を通ったら、建物はすっかり取り壊されて駐車場になっていた。

切ない。

さて、雷門へ。

和雑貨のお店を見つけた。

「モダン和雑貨専門店 粋れん」さん。

水引アクセサリー、手ぬぐい、下駄など、いろいろな和雑貨があった。

浴衣の生地で作ったポーチを購入。

内側がビニールになっていて、濡れたものを入れても大丈夫なつくりになっていて、便利。旅行のときに使おう。

浅草公会堂と、仲見世通りの間にある「旅館 加茂川」。「喫茶」の文字が見えたので、入ってみる。

梅ソーダ。白玉あずきつき。

ソーダの泡がシュワシュワと立ちのぼり、弾けていく。綺麗。

グラスの底に溜まった梅ソーダをかき混ぜていただく。すっきりとした甘さで、美味しかった。

喫茶を出て、伝法院通りに向かう。

途中、見慣れぬお店を見つけた。

喫茶店? と思って調べたら、「ブレーメンハウス」という貸しギャラリーのよう。Webサイトを見ると、「2009年にオープン」とあった。ここにギャラリーがあるなんて、知らなかった。通ったことがない道、というわけでもないのに。

「見たことない、新しいお店かな?」と思っても、調べてみると何年も前からあったお店だったりする。ちょっとした脇道に色々なお店があるから、地元とはいえ把握しきれない。余程の老舗であれば、別だけど。

日が陰ってきた。伝法院通りに向かう。

伝法院通りには、昔のことわざをもじったダジャレの看板がずらりと並んでいる。

上の写真の「ひまの大工に五十両」は、落語の一節「縞の財布に五十両」をもじったものらしい。ただ、元ネタの落語の知識がないので、この看板は「ううむ?」という感じ。この手のユーモアは、教養がないと楽しめないんだな……。

とはいえ、「飛んで火にいる夏の虫」をもじって、「飛んで湯にいる夏の武士(湯船に飛び込む武士のイラストとともに)」など、わかりやすいものもある。

伝法院通りと交差する、仲見世通りへ。

仲見世にある幼稚園に通っていたので、ここは勝手知ったる、懐かしい場所。

あの頃は浅草寺が有名な観光名所とも知らず、「鳩がたくさんいる寺」としか思っていなかった。

そういえば、あんなにたくさんいた鳩が、いつの間にかいなくなっていたな。調べてみたら、環境面の問題で、2003年に鳩のエサ場が撤去されたらしい。へぇ。

「そういえば」と思って行ってみると、なくなっているものって、けっこうある。この間、小さいころに母と一緒に行ったことのある喫茶店へ久しぶりに行ったら、「閉店」の張り紙が。ドアの前でしばらく、ぼんやりと立ち尽くしてしまった。

勝手になくなるのは、やめてほしい。でも、なくなったのに気づかなかった薄情な私に、そんなことを言う資格はないのかもしれない。

伝法院通りには、歌舞伎の演目「白浪五人男」に登場する、五人の男を模した像がある。

……というのは知っていたけど、五人の像をあえて探したことがなかったので、探して撮ってみた。

満足。けっこうすぐ見つかった。

数時間の浅草さんぽでした。