台風で終わる9月に気づく、繋がりへの欲求

台風で終わる9月に気づく、繋がりへの欲求

9月最後の日、台風が上陸。

雨風の音がものすごい。JRも夜8時には運転を止めたとか。

雨戸を閉めているんだけど、そこに雨が当たって、バチバチバチ! とものすごい音がしていた。

この雨の中外に出る気にもならず、この週末はほとんど家にこもっていて、先日のフランス旅行の写真を整理していた。

約400枚。日付ごとにフォルダ分けして、半分くらいは補正もした。

旅行のことは文章にまとめよう、と思っている。

写真の整理を進めつつ、どの写真を使って、どんなふうに書こうか、と考えていたんだけど、考えるだけで楽しくて、あぁ早く書きたいな〜なんて思っていた。

「おやすみの日は何をされているんですか?」

という質問に、好きな文章を書いています、と言うと「へぇ」と不思議な顔をされることもあるが、ある人にとっての読書や、ゲームや、フットサルや、そういったものにあたるものが、私にとっては「文章を書くこと」なのだ。

誰の得にもならないものを、自分のためだけに書くのは、最高に楽しい。

でも、それだけでは、どうも満たされないのだ。

9月は、そのことに、改めて気づいた月でもあった。

4月からライターとして活動をはじめたけれど、「書きたいもの・得意な分野を書けるようになるには?」ということをひたすら考えながら、そもそも私は何を書きたいのか? なんてことも考えながら、ライティングスクールに通いつつ、自分を見つめるための文章をひたすら書いていた。

自分はこんなことをしてきた、自分はこう思う、自分はどうしていきたいのか……。

なんてことを、とにかく書きまくった。
就活でやるような、自己分析に近いかもしれない。

社会人を10年ほどやっていく中で、いろんなモノや人と繋がりすぎて、面倒になってしまった。

だから、いろんな繋がりから離れて、ひとりで、自分のことだけを考えようと思ったのだ。

そうしているうちに、シンプルに自分と、やりたいことと向き合えるようになってきた。
その延長で仕事がもらえるようになってきて、8月の終わり頃には、新たなお仕事もいくつか決まった。

初めて一緒に仕事する編集さんと、初めての取材形式……という”初めてづくし”は緊張の連続で、実は9月前半は胃の調子がずーーっと悪かったんだけど、編集さんに原稿を褒めていただけたり(お世辞込みでもうれしい)、時には書いた記事に反響をいただけたり……。

そんなことを積み重ねていくうちに、やっぱり社会と、誰かと繋がって、そこで評価してもらえるのは嬉しいことで、自分のために書く文章だけでは満足はできないんだ、ということに気づいた。

「マズローの欲求5段階」をふと思い出して調べてみたら、

【生理的欲求→安全の欲求→所属と愛の欲求→承認欲求→自己実現の欲求】

の順序で欲求は高まっていく、とのこと。

書くことは「自己実現」だけど、それ単体では成り立たない。

誰も見てないところで書き続けるだけでは満足はできなくて、どこかに所属し、誰かから承認されるという欲が満たされたその先にあるものなんだろう。

(ただ、「書くこと」は私にとって読書やゲームのような娯楽的要素もあるので、すべての文章が誰かに読まれなければ気が済まない、という訳ではない)

「所属」に関しては、いまは外部ライターというかたちで、複数の会社とお付き合いがあるけれど、もう少し深い関わりが持てるような「繋がり」に属したいな、という気持ちもある。

その繋がりって具体的に何なんだろう、というのが自分でもぼんやりしていたけれど、平たく言うとフリーランス仲間が欲しいのかもしれない。

学生のときの友達とも遊ぶけど、みんな会社員だからフリーランスならではの仕事の悩みとかは、なかなか話しにくかったりもするし。

あとは、誰かのためになるようなことをしたい、という気持ちもある。

自己実現も楽しいけれど、自分自分、ってずっとやり続けるのも疲れるもので。

まだぜんぜん具体的ではないけど、そのうち、何かしらまわりに還元できないかな、とは思っていて、でも還元するにしても周りに人がいなければできないのでとりあえず繋がりはほしいな、と。

4月からフリーランスになって、ちょうど半年。

ひたすら自分の中を掘る作業に徹していたけれど、10月からはもうすこし外にも出て行こうかと思っている。

参考:マズローの欲求5段階説をこの上なく丁寧に解説する。あなたの欲求はどのレベル?
https://jibun-compass.com/maslow#5

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