自前のメディアを育てること

運営メディア「てくてくレトロ」をリニューアルしました。

デザインを変更し、コンセプトも少し変更。

これまでは「おでかけメディア」として純喫茶を中心におでかけスポットを紹介してきましたが、「レトロ喫茶」にまつわる情報をまとめるメディアにしたいな、と。

……何が違うんだ、という話ですが、純喫茶の訪問記事を投稿するのはこれまでと変わりません。ですが、これからは「おでかけスポットの紹介」だけでなく、喫茶店にまつわる幅広い情報を書いていきたいと考えています。

具体的には、たとえば最近和樂Webに寄稿しているような、喫茶店の歴史に関する記事。
執筆に際し過去文献をあさる中で、「面白いけど記事のテーマからずれる」「エピソードが弱い」などの理由で記事に盛り込めなかったネタが溜まってきたので、それらをどこかに書き留めておきたい、と考えていたんです。それを、てくてくレトロに集約しようかな、と。

他にも、コーヒーチェーン(タリーズ、コメダとか)の創業経緯や、喫茶店やコーヒーの歴史を知れる資料紹介、喫茶店が舞台の小説の読書メモなどなど。あとは、前々からうっすら考えていたインタビュー企画も始動させたい。書きたいことは尽きない。

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ライターとして外部メディアで執筆する中で、寄稿先のメディアの閉鎖・更新停止を何度か経験しています。
幸いなことに、それらの記事は今のところはまだWeb上に存在していますが、更新停止となったからには、そのうちメディア自体がなくなる可能性は大いにあります。

会社として収益が上がらない事業を見直すのはある種当然のことなので、「残念だけど仕方ないよね」と思っています。

それに、だからといって「外部メディアで書くのをやめよう」とも思いません。「書く」という行為自体は一人でもできますが、誰かと一緒に記事を作るのは、一人で書くのとはまた違う楽しさがあるから。

でもやっぱり、好き勝手書けて記事が消える心配のない(※自分がサイトを閉鎖しない限り)、自前の庭を持ちたいし、それがメディアとして育っていったらそれが一番嬉しいし楽しい。

「てくてくレトロ」を立ち上げたのは2018年5月。ほかの書き仕事のかたわら、手が空いた時にちまちま書くくらいでしたが、もう少し手を加えてしっかり整備して、育てていきたい。そう思っています。