「気にするな」は「痛いと思うな」と言われるようなもの

家にこもりすぎて体内時計がおかしくなってきたため、買い物がてら近所を散歩。ホームセンターに行ったが、予想以上に混雑していため入るのを辞めた。車も多かったし、生活用品をまとめ買いしに来ている人が多いのかもしれない。

途中、公園に立ち寄った。芝生広場で子どもたちが駆け回っている。けっこう人が多い。人が少ない場所へ行き、少し休もうと腰をおろす。何気なくベンチに手を触れたが、「あ、触らないほうがいいかも」と思い、すぐに手を離した。

帰りがけにたまたま通りがかった花屋で、ミントの鉢を見つけた。ずっとハーブを育てたいと思っていたけど、なんとなくタイミングを逸していた。家にこもることが多くなり、「家の中に緑があるといいな」と頭の片隅でぼんやり思っていたから、いい機会だと思い購入。「パインミント」「スペアミント」など、いくつかの種類がある中で「アップルミント」を選んだ。

ミントは生命力が強いので、肥料をあまりあげなくても育つらしい。虫もつきにくいんだとか。初心者には最高な植物じゃないか? きちんと育って収穫できたら、フレッシュハーブティーにしようと思う。楽しみ。

家に帰り、手を洗い服を着替えたら、なんだかものすごくホッとした。家にこもるのはストレスだと思っていたけど、外出時にも気を張っていることに改めて気づいた。気にしすぎと思われるかもしれないけれど、気にするなと言われるのは、「机に足をぶつけても痛いと思うな」と言われているのと同じような気になる。心に浮かぶ感情ってコントロールできるものではないので、まぁ無理よね。

しばらくは気詰まりな日々が続きそうだけど、毎日の中にちょっとした楽しみを取り入れながら過ごしていきたい。