売れないカバンに価値はない

売れないカバンに価値はない

私は毎日、自分と同じカバンを持っている人を、3人は見かける。ロンシャンのトートバッグだ。
女性であれば、これを聞けば「あぁ、あれね」と思い浮かぶだろう。ピンとこなくても、写真を見れば知っているはず。

人と同じものを持つのが嫌いな私は、その存在は知っていたけれど、買うのは避けていた。
でも、パソコンを入れるカバンが欲しくて、いろんな条件をあげてそれを満たしていたのがロンシャンのカバンだったので、しぶしぶ買った。

使い始めてみたら、ものすごく使いやすいのだ。

まず第一に、軽い。重さは300gくらい。買う前に他のカバンの重さも調べたけれど、ナイロン素材で軽いものでも500gくらいのものが多かった。前に持っていた合皮のカバンは2kgはあって、パソコンを入れると肩が痛くて、電車の中で気分が悪くなってしまったこともある。

持ち手の長さもちょうどいい。私は肩に持ち手を掛けたまま、中身をごそごそとあさることが多いのだが、持ち手が短いと体とカバンまでの距離が近くて、中身をあさりにくい。

そして値段も、15,000円程度とお手頃だ。
これくらいの値段なら、使いつぶしてしまってもいいと思った。でも、毎日重い荷物を入れて、一年以上使っているけれど全然へこたれない。

買う前はみんな持っているものを買うなんてミーハーっぽくて嫌だな、なんて思っていたけれど、多くの人に人気があるものには、それだけの理由があるんだ。

そう思った時、以前読んだ幻冬舎の見城社長の本『たった一人の熱狂』に、「売れない本に価値はない」と書いてあったのを思い出した。

ベストセラーは大衆の中でくすぶる欲望の奥深くに突き刺さっている。大衆の欲望を鋭敏にとらえた本だからこそ、多くの読者に支持されてたくさんの部数が売れるのだ。(中略)
売れる本は、マジョリティの大衆が抱える無意識の欲求や欲望をつかみ取っている。売れる本は良い本であり、売れる本は無条件で尊敬すべきなのだ。

『たった一人の熱狂 仕事と人生に効く51の言葉(見城 徹)』 幻冬舎文庫
第一章 仕事に熱狂する 「売れない本に価値はない」より

ロンシャンのカバンも同じだ。
荷物が多いOLにとって、カバンが軽いのは最重要項目。肩紐の長さ、そして使い潰してもOKな安さ。

それに、デザインも悪くない。ナイロンのカバンは軽いけれどチープに見える気がして苦手だったけれど、ロンシャンのものは一部に本革が使われているので、安っぽい印象にはならない。

シンプルで服装を選ばないし、スーツにも合う。
パソコンを入れるカバンとなると、リュックが一番にあがるけれど、リュックはスーツには合わない。
「こんなカバンが欲しい」という、OLの欲望に応えているから、ロンシャンのカバンは多くの人が持っているのだ。

みんなが持っているもの、流行りものに批判的な人もいるかもしれない。
でも、売れるものには必ず理由がある。

批判的になって、「自分はみんなとはひと味違うぞ感」を出す前に、なぜ売れているのかを考えてみると、面白い発見があるかもしれない。

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天狼院書店の講座で勉強した、「スピードライティング」練習中】

目標:初稿20分で2,500文字!(見直しの時間は含まず)
今回:初稿20分で1.240文字。見直し、タイトル、画像探しで15分くらい。
めも:意味が通る内容にはなってるけど、めちゃ面白いという感じでもない。ネタストックしよ。

↓ちなみにロンシャンのカバンてこれです。

↓見城社長の本もおすすめ。

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