原価がない仕事の値段

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昨日の夜中に見たとある番組で、モノづくりをしている女性の職人さんの特集をしてました。

書道家の方がさらっと書いた書が5万円で売れるということに対してインタビューをしていたスタッフさんがすごく驚いて、どうしてそんなに高いんですか?!と聞いていたんですが、その書道家さんは「ここまで積み上げてきたものがあるからです」ときっぱり。

以前フリーのWebデザイナーの方のブログか何かで、見積もりを出すと「高い!どうしてそんなに高くなる?」という反応をされるが(Webは原価がないので安いと思われがち)、その技術を習得するまでに時間もお金も費やしてきていて、積み上げてきたものがあるからなのだ…という記事を読んだことがあるんですが、それを思い出しました。

書道の場合、作品の原価だけでいったら紙と墨くらいなのでスタッフさんの驚く気持ちもわかりますが、その書道家さんは「看板に使われるようなデザイン字を5分でさらっと書くための技術」を習得するために、5分どころではない膨大な時間を費やしてきたんだろうなぁと思います。

私は今の職場で(メイン業務ではないものの)制作の仕事をすることが度々あるんですが、バナーひとつにしてもちゃんとしたものを作るには技術や知識が必要なんですが、「簡単に作れるでしょ」と思う方もやっぱりいるわけで。

デザイナーとかライターとか材料費がない仕事って安く見られがちですが、つくる側も「簡単そうに見えても実はそんなことないんだよ」というのをアピールして(いやらしくならない程度に・笑)、安く買い叩かれないような見せ方をする必要もあるのかなぁ、と思いました。

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