自分にしか、興味ない。〜『「話す力」を「お金」に変える習慣』

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『「話す力」を「お金」に変える習慣』(西澤 史子さん著)を読了しました。

著者の西澤さんは、これまでテレビレポーターや秘書、コミュニケーション研修講師など、コミュニケーション力を求められる様々な仕事に従事された後に独立され、現在はコミュニケーション・アドバイザーとして様々な業種・業界の方に接する機会を持たれてきたそうです。

その中でいわゆる「エグゼクティブ」と呼ばれるような層の方々に共通して見られた「話す力」に注目し、そちらをまとめたものが本著です。

こちらには、「自分の思いを伝え、多くの人を巻き込み、そして実現していくために必要な話し方(「はじめに」より)」が34項目書かれています。

第3章 話す力をお金に変えるエグゼクティブの「聞き方」の「16.人は本来自分にしか興味がないことを忘れない」に書かれていた、

常に意識していなくてはならないのは、「人間は話す時も聞く時も、一番興味があるのは自分自身」だということです。
 
(中略)
 
聞く人はその話が「自分」に関係があることかどうか、自分に得るものがあるかどうか、あるいは自分にとって心地よいものであるかどうか、という基準で「聞くべきか」を判断します。

という部分を読んで、いろいろと考えを巡らせたことがあるので、それをメモりたいと思います。

■「自分にしか興味がない」の「自分」は、目の前の「相手」でもある。

根本的には人は皆「自分にしか興味がない」というのは人間としては当たり前のことだと思うのですが、だからこそ自分が話す時にはつい自分の話したいことを話してしまいがちになります。

自分にとって有益な方向に向かうように話す。

かつ、他者の「一番興味がある『自分』にとって有益な話を聞きたい」という部分を満たす。
(自分の意見を押し殺すことなく。)

つまり、相手のニーズを満たしながらも、自分の思う方向に進むように話すということ。

仕事において、常にこれを頭に置きながらコミュニケーションをとることができれば、意見がぶつかり合ってギスギスしたり、「あの人は自分に都合の良いことしか話さない」と言われたりすることはなくなるんじゃないかな、と。

■お願いごとをする時に、私が心がけていること。

「相手のニーズを満たしながらも、自分の思う方向に進むように話す」というのは、日々の仕事の中でなるべく意識して行うようにしています。

今、毎月定例で発行しているお客様(既存顧客)向けの読み物の一部の記事作成を担当しているのですが、これは他部署の方に協力していただき、記載する内容を提供していただく必要があります。

記事の内容は簡単に言うと、「よくあるお問い合わせ」を掲載するもので、お客様からのお問い合わせ対応をしているチームが社内にいくつかあるので、そのチームの方に聞いたQ&Aを毎月掲載しています。
Q&Aはお客様がWeb上で見られるもので、それを充実させることでお問い合わせ対応チームの工数削減ができるといいよね、という目的で作成しています。

情報をくれる方を探しつつ依頼をかけている感じなのですが、「自分の仕事で忙しいので協力できません」と言われてしまうと発行日までに記事が作成できなくて困ってしまうので、協力を依頼する時には記事作成の目的を説明し、「あなたにとってこんなメリットがあるのでぜひ協力してほしい」というのが伝わるように話すよう心掛けています。

(もちろん口先だけじゃなくて、本当に相手にとってもプラスになるような仕事ができるように、というのも心掛けていますよー。)

■頭の中にメモ

仕事は一人でできるものではなくて、協力したり協力してもらったり…というのを交互にやりつつ進めていくものだと思うのですが、「人は本来自分にしか興味がない」ので、忙しくて余裕がなくなるとつい自分本位になってしまいがち…。

「自分にしか興味がない」という状態がヒトの本質であるならば、「人は本来自分にしか興味がないものなので、意識していなければ自己中心的な思考に傾いてしまう」ということをきちんと頭に留めた上で、他の人とコミュニケーションをとっていかないとな、と感じました。

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